COLUMN コラム

2025.12.31
〇〇DXの不都合な正体

〇〇DXの不都合な正体

「〇〇DX」を導入してもDXができない?その原因は意外な盲点かもしれません。〇〇DXの正体を知って失敗を回避しよう

最近、「〇〇DXサービス」というカテゴリがうるさい。

前々からあったが、まさか市民権を獲得するとは思ってもいなかった。

ここでいうところの「〇〇DX」とは、業種または業務が入る。

たとえば

  • 経理DX
  • 物流DX
  • 製造DX
  • 採用DX
  • 農業DX
  • 営業DX

などである。

ふむ。

DXはなんとも広がったものだ。

では、この「〇〇DX」とは何だろうか?

紐解いてみると、実に不都合な事実が隠れているのだ。

このコラムでは、「〇〇DX」に隠されている不都合な正体について見ていきたい。

「〇〇DX」と「〇〇業界のDX」の違い

まず明確に分けておかなくてはならないのは、

〇〇DX

という言葉と

〇〇業界のDX

という言葉である。

 

似ているが、全く違う。

 

「〇〇DX」と聞く時、我々はその業界または業種、あるいは業務に関連するDXサービスを期待する。

一方で、「〇〇業界のDX」と聞く時、我々はその業界のDX事例について期待する。

 

この違いは圧倒的に違う。

片方はサービスそのものを指し、もう片方は事例のことを指す。

 

もちろん、このように明確な違いを提示しないケースもある。

〇〇DXと書いてあるのに、「〇〇業界のDX」を指し示していることもあるだろう。

だが、本コラム内においては少なくとも明確に違うこととする。

「〇〇DX」の何が問題か?

では、次に見ていくべきは「〇〇DX」の何が問題なのか?

また加門の偏屈な言い分か?

と思う読者もいるかもしれない。

 

だが、落ち着いて見てみると、「なるほど」と思うはずである。

 

そもそもDXとは何だろうか?

ここに立ち返った瞬間、「〇〇DX」の正体が分かる。

 

DXを簡単に言うと

お客様のために何ができるかを考え、

会社、文化、サービス、提供方法など様々なものを変革すること

である。

日本語だと、「変革」がいまいちよく分からない。

 

ITサービスを導入して業務手順が変わることを「Change」という。

一方で、DVDレンタル企業がストリーミングサービスを開始することを「Transformation」という。

 

日本では、前者のことをDXと思っているDXコンサルがあまりにも多い。

なんとも嘆かわしい。

後者こそがDXである。

デジタルと名前がついているから意味不明になる。

昔から経営上、よくやっていることである。

方向転換や路線変更と言われる言葉をビジネス上でよく耳にすることだろう。

これをデジタルの力を活用して、より高確率かつより効率的に実行しようというのが、DXであると考えると分かりやすいだろう。

 

さて、「〇〇DX」を見てみよう。

そんなサービスは腐るほどある。

では、そんなサービスを導入してDXできただろうか?

〇〇DXと言うからには、DXができて当たり前である。

しかし、導入した結果、DXの「デ」の字も進まない。

課題まみれの状態が出来上がるだけである。

「〇〇DX」は名前負けしている期待外れのサービスカテゴリなのだ。

〇〇DXの不都合な正体とは?

なぜこのようなことが起きるのか?

それは、IT企業の不親切なマーケティングにある。

日本国民は基本的にIT音痴でパソコン音痴だ。

とりあえずかっこいい言葉、きらきらする言葉を用意すればよい。

なぜこのようなことをしているのか?

それは売れるからだ。

 

何だったら、何年か前までITサービスとして売り出していたのに、DXという言葉が出てから「DXサービス」に鞍替えしたものが多い。

DXサービスと言った方が最新感が出るからだ。

最先端の技術っぽく聞こえるだろう。

何もしていないのに、何かアップデートが起きたように見える。

だが、現実はただのITサービスであり、一切どこも何も変わっていない。

なのに、売れる。

それは、この「ぽい」「感」というのがポンと担っているのだ。

これだけで騙すことができる。

 

何ともぼろい商売である。

そんなのがゴロゴロいるのがIT企業である。

大手だろうが中小だろうが変わらない。

よく名前を聞くから安心ではないのがIT企業である。

最後に

今回のコラムはどうだっただろうか。

IT企業はかなり悪質である。

他の業界のようにルールが決められていない。

こういう条件を満たせばDXサービス、満たさないとITサービスという明確な区別がないのだ。

だからこそ、何でもかんでもDXサービスと言えてしまう。

努力せずに売るために「DX」と名付けているだけで、ただのマーケティングなのだ。

売っているものは、これまでと同じただのITサービスなのだ。

〇〇DX?

そんなものはただの幻想である。

私たちの無知が悪質なIT企業をのさばらせ、現在の状況を生み出してしまっているのだ。

悪質なIT企業に騙されないためにも、しっかり最新技術について情報収集をするように心がけよう。

 

さて、今回のコラムが何か気づきや学びになれば幸いである。

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それではまた次回のコラムでお会いしましょう。

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